コラム『ガリレイドンナ』を巡る考察
第4回「旅の軌跡②」
星月たちが訪れた土地を紹介していく「旅の軌跡」。イタリア・トスカーナを離れた星月たちは、1枚目のスケッチに書かれたヒントを頼りに2枚目の月のスケッチを探すためドイツに降り立った。
2枚目のスケッチを求めて着陸した森。しかし、森は切り崩され公園になっていた。公園内にはハンスの住む段ボールハウスもある。
星月と葉月が変装して備品の買い物に訪れたショッピングモール。食料や日用品、着替えのほかに金魚柄の皿を購入した。
ハンスが今は亡き娘のために作ったミクロドクター。革製のケースの中には3層になったミクロドクターキットが入っている。1層目は展開するとタブレットPCとして使え、2層目はミクロドクターの入った金属の筒が3本、3層目はバッテリー内蔵無線LANルータが収められている。
星月たちが3枚目のスケッチを見つけるために降り立ったのは、木靴と美味しいチーズの国・オランダ。
氷河期化が進むヨーステン村は、鉄道が廃線になってからゴーストタウンのようになっていた。
ステンドグラスが印象的な駅舎。星月は、ここの洗面所でブルーホークに所属する少年・テオと出会い仲良くなる。また、ここの地下で3枚目の月のスケッチを見つける。
テオが廃材を使って作った望遠鏡。学校に通っていた頃に図書館で見つけたガリレオの望遠鏡の設計図がもとになっている。筒部分には、誕生日を間近に控える幼なじみ・カレンへ向け「Voor Karen 7 Juli」とメッセージが彫られている。